税務署
税務署とは、国税庁が各地域ごとに設置しているその出先機関であり、その地域に居住している住民は、そこに所在している税務署に対して納税を行うことになるわけです。
では、このことと不動産とはどのような関係があるのかといえば、家や土地といった不動産を売却した場合には、その売却益が所得税法上の譲渡所得と見做されることになるために、それに対して国税である所得税が課されることになるからなのです。
その一方で、家や土地を買った人に対しては、不動産取得税という税金が課されることになるのですが、この税金は国税ではなく地方税であるために、その地域の自治体である市区町村などに対して、納税がなされることになるわけなのです。