延べ床面積
延べ床面積とは、その建物が有している床の総面積のことを言います。
というのも、床の総面積というものは、その建物が平屋ではなく二階建て以上のものである場合には、その敷地に建っている建物面積に対して、何倍もの大きさになるからなのです。
特に、これが50階建て以上の超高層ビルともなれば、その総床面積は、それこそ敷地に対する建物面積(つまりは建ぺい率なのですが)の何十倍、という広さになってくるわけなのです。
現在では、平屋建築の方がむしろ稀なものとなっていて、その階数の多寡はあるにせよ、高層建築が当たり前のものとなっている時代ですから、この総床面積である延べ床面積というものが、建物を算定評価する際の非常に重要な指標となっているのです。